二人暮らしを考えるなかで、不動産屋とのやり取りに不安を感じている方も多くいらっしゃると思います。
最初に何から話せばいいのか、契約してからは何をすべきなのか…初めてだと不安なことばかりですよね。
そこで、今回は実際に私が経験した入居までの流れについてまとめていきます。ぜひお部屋探しの参考にしてみてください。
不動産屋との最初の接触はどうすればいい?
不動産屋に行く際、まず気になるのが「予約をしておいた方がいいかどうか」といった部分。
結論からいうと、事前に連絡を取ってやり取りしておくことで、その後の手続きの進み具合が段違いに変わってきます。
そんな方におすすめなのが、以下の方法です。
賃貸サイトの「物件お問い合わせ」機能を活用する
不動産屋の候補を決めていない場合や特にこだわりがない場合は、賃貸サイトから接触を図る方法がオススメです。
気になる物件の個別ページを開き、「メールでお問い合わせ」のようなボタンをクリックすることで、その部屋を担当する不動産屋と連絡が取りあえるような仕組みになっています。
担当外の不動産屋であっても賃貸の契約は可能なので、そこでのやり取りから実際に訪問するかどうかを見極めていくようにしましょう。
メールもしくはLINEで来店予約をする
逆に既にいくつか不動産屋の目途を付けている場合は、こちらから連絡をとれる方法で接触するのがオススメです。
最近だとLINEの公式アカウントから質問・予約を受け付けている不動産屋も数多くあります。こちらのほうが反応が早い場合もあるので、積極的に活用するようにしましょう。
問い合わせをする際は、以下の内容を伝えておくようにするとその後の手続きがスムーズに進みます。
- 引っ越しの予定日
- 立地や間取りなどの希望条件
- 気になっている・内見したい部屋について
部屋探し~入居・引っ越しまでのスケジュール
不動産屋に行く日も決まった、部屋の候補も決めて準備万端…となると、次に気になるのは契約してから何をするべきかですよね。
そこで、この先は実際に私が経験した流れに沿って、部屋探しの大まかなスケジュールを紹介したいと思います。
4ヶ月前~
- 賃貸サイトでの情報収集
- 引っ越し先の下見
SUUMOやホームズを使って、気になる部屋を調べたりお互いの希望条件をまとめたりしていました。引っ越しエリアに足を運び、周辺の雰囲気や施設等を確認するのもこの時期に済ませていました。
賃貸サイトでの情報収集する際のポイントについては、こちらの記事で詳細を紹介していますのでよかったらご覧ください。
「二人暮らしを始める時期は決めているけど、いつから不動産に行けばいいんだろう…」そう疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は部屋探しを始めるタイミングと、不動産屋行くまでに準備しておくべきポイントについて紹介[…]
1ヶ月半前~
- 不動産屋とコンタクトをとり、引っ越し日・希望の条件を伝える
気になる部屋をピックアップし、取り扱っている不動産屋に連絡を取り始めました。そのなかで実際に訪問する不動産屋をいくつか選定し、気になる部屋の内見を予約しました。
1か月前
- 同日に複数の不動産屋を内見
- 入居する部屋を決め、契約の手続きを進める
午前と午後で2件訪問し、気になっている部屋とそれぞれで紹介いただいた部屋を見学しました。
もともと部屋の候補を2~3つに絞っていたこと、事前に下調べをしっかりして希望の条件を不動産屋に伝えていたことが幸いし、その日中に物件を決めることができました。
私の場合は勤務先の都合上、その後の申し込み手続きは会社の指定する仲介業者にお願いしました。
4週間前~
- 新居で使う大型家具を下見・購入
- 現在の住まいの退去手続き
- 電気・水道・ガス等の停止手続き
- 職場に引っ越し予定日を報告
- 複数の引っ越し業者に連絡し、見積もりを依頼
予定より大幅に早い段階で入居することになったため、急いで退去手続きと引っ越しの準備を進めました。
特に退去関連の手続きや見積もり依頼などは、早めに連絡しておかないと申請が間に合わなかったり、希望の時間帯で引っ越しを委託できなかったりする場合があります。
これらに関しては、引っ越し日が確定した段階で早めに手続きを進めるようにしましょう。
2週間前~
- 住民票移動の手続き
- 荷物の梱包と部屋の掃除
- 粗大ごみの処分手続き
- 契約金の支払い
- 契約書類への署名・捺印、および火災保険等の加入
- 水道/電気/ガスの開栓手続き
住民票を移動するためには、もともと住民票があった市区町村での「転出届」が必要になります。
こちらは引っ越し前後2週間の間に手続きを行わなければならないので、余裕をもって申請するようにしておきましょう。
また、粗大ごみの処分に関しては事前に予約が必要であったり、月に1回といった形で収集日を決められている場合が多いです。
こちらも後回しにしておくと後々面倒なので、早めにスケジュールを確認しておくようにしましょう。
前日~入居日
- 引っ越し作業
- 関連書類・鍵の受け取り
ここまでくれば、あとは当日不動産屋から鍵を受け取って新居に向かうだけです!
引っ越してからは、荷解きやガスの開栓立ち合い・住所変更の手続き等で数日は作業に時間がとられます。
なので、事前に休みを確保しておくなど余裕をもって入居できるようにしておくことをオススメします。
入居日が決まり次第、早めに引っ越し準備を進めよう
この記事では、不動産屋との接触~引っ越し・入居までの大まかなスケジュールについて紹介しました。
私の経験談として、引っ越し準備は詳細が決まり次第早め早めに動いていくことが成功の秘訣だと考えています。
やることが多く大変な時期とは思いますが、すっきりした気持ちで入居日を迎えられるよう最善を尽くしていきましょう!