知らない土地で新しい生活…となると、期待とともに不安も膨らみますよね。
よりよい生活を過ごすためには、部屋探しだけでなく周辺環境や街選びも大切になってきます。
そこで今回は、引っ越す前に確認しておきたいポイントについて紹介したいと思います。
「住みやすさ」を決める4つのポイント
確認しておきたい点としては、以下の4つになります。
- 交通アクセスや通勤のしやすさはどうか
- 近くに買い物ができるような施設はあるか
- 日中・夜間の治安はどうか
- 河川や活火山が近くにあるかどうか
交通アクセスや通勤のしやすさはどうか
駅からの距離や最寄り駅の規模・沿線というのは、通勤のしやすさに深く関わってきます。
「多少駅から遠くても、自転車やバスで通えば…」と思うかもしれませんが、雨天時や渋滞・終バスのことを考えると、やはり徒歩10~15分圏内には住んでおきたいところ。
もし「互いに別々の会社に勤務している」といったような環境下であれば、それぞれの通勤経路を考えたうえで最寄り駅を選択するようにしましょう。
また各都市部へのアクセスが良いと、休日に大きな買い物をしたり娯楽施設で過ごしたりといったこともできます。
通勤時間等の兼ね合いも見たうえで、仕事もプライベートも充実して過ごせるような選択をしていきましょう。
近くに買い物ができるような施設はあるか
住んでいく上で必ず必要になってくるのが、食品を買えるようなスーパーの存在。
近くにあるかどうかだけの確認で済ませてしまうと、実際引っ越してみたらあまり通わず…といったことになりかねません。
引っ越し先を選ぶ際は、必ず以下の点も調べておくようにしましょう。
- スーパーの規模・品ぞろえはどうか
- 営業時間はどうか(早めに閉まってしまったりしてないか)
- 食品の値段は高めの設定になってないか
また、優先度は下がりますが近くに家具・家電量販店があると、二人暮らしを始めてからの取り揃えやすさがグッと上がります。
いずれにせよ、毎日生活するとなった時に必要な施設はそろっているか、お互いの生活スタイルにあっているかを考えたうえで街選びを行っていくようにしましょう。
日中・夜間の治安はどうか
毎日夜遅くに帰宅するような女性の場合、普段通る道の治安や安全面は気になるところですよね。
昼間は問題なくても、夜になると治安が悪くなったり…ということもあるので、下見に行く際は日中・夜間の2回に分けて確認することをオススメします。
下見にあまり時間がかけられない場合は、各都道府県警察が作成している犯罪発生マップを参照することで、周辺地域のおおまかな犯罪発生率を知ることもできます。
「不安を感じずに日々を過ごせるかどうか」もよりよい生活を送るうえでの大事なポイントになるので、治安が良いかどうかは事前にしっかり見極めてから引っ越すようにしましょう。
河川や活火山が近くにあるかどうか
最近では異常気象による洪水や土砂崩れなど、災害面でも不安を感じる部分が多いと思います。
普段はあまり気にすることがないかもしれませんが、いざという時のためにも河川の位置や水害・土砂災害ハザードマップ等は一度目を通しておきましょう。
そういった場合は、「一定階層以上の部屋を選ぶ」もしくは「近くに高台の避難場所があるかどうか」といった部分を最低限意識したうえで、引っ越し先を探すようにするといいと思います。
自宅が浸水してしまうと家を傷めてしまうだけでなく、水道や電気・ガスといったライフラインにも影響が及ぶ可能性があるため、なるべく水害・土砂災害の被害が少ない地域を選択するようにしましょう。
部屋だけでなく、周辺環境もきちんと調べておこう
この記事では、引っ越す前に下見しておきたい4つのポイントについて紹介しました。
二人暮らしを始める…となるとついつい部屋ばかりに目が行きがちですが、実は周囲の環境や街選びも同じくらい大切なんです。
住みやすい環境というのは、その人の嗜好やライフスタイルによっても変わってきます。
よりお互いが満足できるような生活を送れるよう、事前にきちんと情報収集をしたうえで部屋探しに臨むようにしましょう。