災害時の備蓄ってどのくらい必要?おすすめの非常食や常備しておきたい防災グッズについても紹介

最近では大きな地震続きで、いつどこに居ても安心できないような状況が続いていますよね。

とくに南海トラフが注意喚起されていることもあり、日頃の防災対策に意識を向けている方も多いのではないでしょうか。

普段から準備すべき防災グッズとして、よくあげられるのが非常食(家庭備蓄)。

しかし、そもそもどのくらいあれば足りるか?といった部分で迷っている方もいらっしゃると思います。

ふみ
少なすぎると良くないのはわかるんだけど、多すぎても場所とるしなあ…。

非常食を用意するうえでは、災害時を想定したうえで適切な種類・個数をそろえておくことが大切です。

そこで今回はおすすめの非常食や必要な量、あわせて持っておきたい防災グッズについて紹介したいと思います。

非常食って何日分用意しておけばいいの?

農林水産省によると、用意すべき家庭備蓄の目安について以下のように記載しています。

過去の経験によれば、災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。また、災害支援物資が3日以上到着しないことや、物流機能の停止によって、1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます。
このため、最低3日分~1週間分×人数分の食品家庭備蓄が望ましいといわれています。

【引用】災害時に備えた食品ストックガイド – 農林水産省

つまり最低3日分、できれば1週間以上のストックは必要になってくるようです。

ふみ
でも、大きな地震だと1週間で完全復旧はさすがに厳しいよね…?本当に足りるのかな?

家庭備蓄を考えるうえでは、水道・電気・ガスがいつまで使えないのかが重要になってきます。

そこで、これまでに発生した大規模な地震について、被災地での復旧にかかった日数を以下にまとめてみました。

東日本大震災(2011.3)熊本地震(2016.4)北海道胆振東部地震(2018.9)
電気1週間で95.6%復旧1週間で全復旧1週間後に復旧(立ち入り困難な地域を除く)
ガス約2か月後に復旧完了約2週間後に復旧完了
水道2012.5(約1年後)の時点で4.5万戸が断水約3か月半後に復旧完了約1か月後に復旧完了

 – 「東日本大震災と熊本地震の特徴の比較(総務省)」及び「ライフライン被害(内閣府防災情報)」を加工して作成

規模の大きさや地域の違いもあるため一概には言えませんが、こちらを見る限り「1週間」というのは最低限のライフライン(電気)が復旧する目安のようです。

そのため非常食を用意する際は、ガスや水道は使えない前提で準備を進めておいた方がいいでしょう。

おすすめの非常食・グッズと1週間分で必要な量

ふみ
1週間分って言われても…何をどのくらい用意すればいいのかわからないよ~!

用意すべき非常食の種類はわかりましたが、どの程度の量があればいいか判断するのは難しいと思います。

農林水産省のサイトでは、具体的に準備すべき備蓄の種類として

  • 必需品
  • 主食
  • 主菜
  • 副菜・その他

これら4つの観点から揃えておくことを提案しています。

そこでここから先では、それぞれにおいておすすめの非常食・グッズや1週間分で必要な量について紹介していきたいと思います。

必需品(水やカセットコンロ)

生きていくうえで、まず必要になってくるのが水。

一般的に、人ひとりが1日に摂取すべき水の量は1.5リットル前後といわれています。

ただしこれは水分補給に必要な量であって、調理や食器を洗う際に使う水の量は含まれていません。

ふみ
たしかに、水道が止まってる間はペットボトルの水で何とかしなくちゃだもんね…。

ほかでも水を使うことを考えると、少なくとも1人1日3リットルを目安に常備しておいた方がよさそうです。

カセットコンロ(&カセットボンベ)

電気やガスが使えない中でも食材が温められるよう、カセットコンロを用意しておくのも大切なポイントです。

とくに寒い時期に被災した場合、温かいご飯や飲み物を口にできるかどうかが死活問題になってくる場合もあります。

農林水産省のサイトによると、1人が1週間で使うカセットボンベはおよそ6本程度

食器を殺菌・消毒したり…何かと使う場面も多いので、こちらも非常食とあわせて準備しておきましょう。



主食

お米(尾西アルファ米 ご飯シリーズ)

不安やストレスが増している被災時だからこそ、お米を食べてしっかりと体力をつけることが大事ですよね。

近年では水かお湯を注ぐだけで手軽にご飯が食べられる「アルファ米に注目が集まっており、味も非常食とは思えないほど進化をとげています。

アルファ米のなかでも特におすすめなのが、「尾西アルファ米 ご飯シリーズ」。

賞味期限も5年と長めに設定されていますし、パックも小分けになっているため場所をとることがありません。

ふみ
多少のパサつき感はあるものの、普段の食事に出しても問題ないくらい美味しかったですよ!

白米だけでなく、赤飯や五目ごはんなど様々なラインナップが展開されているので、ぜひご家庭の人数に合わせて必要な量をストックしてみてください。

パン(缶deボローニャ)

「パン」というと、乾パンのようなズッシリしたものを想像される方も多いかもしれませんね。

じつはお米だけでなく、近年では非常食用に長期保存できるパンの缶詰というのも開発が進められています。

そのなかでも個人的にオススメなのが、「缶deボローニャ」という商品。

賞味期限は3年6ヶ月と少し短めなものの、行列のできる屋台のパン」として有名なボローニャが作っているだけあって、味に関してはそこらのパンに見劣りしません。

ふみ
コンビニのデニッシュパンをちょっと圧縮した感じで、しっとりしてて美味しかったです!

また1缶に2つ入っているため、二人暮らしで分け合うのにもピッタリ。

こちらも1週間分に必要な量を考えたうえで、「夕食をお米の日と交互にする」など工夫して取り入れることをオススメします。

カップめん類

非常食としてだけでなく、普段の食事としても定番なのがカップ麺。

お湯を注ぐだけで手軽に食べられるため、災害時用に常備している方も多いのではないでしょうか。

非常に便利なインスタントラーメンですが、じつはわざわざお湯を沸かさなくても作ることができるんです

その場合、水を注いでから15分程度(太麺の場合は20~30分)待つ形になります。

様々な種類があり好みの味も選びやすいかと思うので、ぜひ自分に合った商品をストックしてみてください。

主菜

缶詰(肉・魚)

最近では様々な種類の缶詰がありますが、個人的にイチ押しなのが鯖(さば)缶。

骨まで柔らかく手軽に食べられるうえ、栄養価も高く被災時にはピッタリの非常食になります。

また、水煮や味噌…とラインナップが豊富にあるので、いろんな味付けが楽しめるのも嬉しいポイントですよね。

比較的普段から購入しやすい類かと思うので、ぜひお気に入りの缶詰を見つけてストックしておくようにしましょう。

レトルト食品(&携帯用加熱袋)

ご飯のお供といえど、缶詰だけではレパートリーに限界があります。

その点、レトルト食品もあわせて常備しておくと食事の幅が広がりますし、軽量でかさばらないといったメリットも。

ふみ
でも、常温のレトルトを食べるのもなあ。湯煎であたためるには水やガスがもったいないし…。

冷たいレトルトに抵抗がある方は、携帯用の加熱袋を使用するのがオススメです。

発熱剤と温めたい食材を入れ、水を注ぐだけで加熱できるという優れものなので、こちらあわせて購入を検討してみてください。



副菜・その他

インスタント味噌汁・即席スープ

過去の大震災では、家や大切な人をなくしたショックで食欲不振になってしまった方も多くいたそうです。

そんなとき、固形食だけでなく味噌汁のようにサッと飲めるものがあるとありがたいですよね。

また寒い時期に被災した場合、外と変わらない環境下で数日過ごす可能性もあります。

体を冷えから守るためにも、ぜひ何種類かお好みのスープを備蓄しておくようにしてください。

野菜ジュース

被災時の食事の中で、どうしても気になってくるのが野菜不足。

ただでさえ大きなストレスを抱えているなか、食事まで偏ってしまうと便秘などの症状を引き起こしかねません。

そのため上記で紹介した非常食とは別に、野菜の補給源もきちんと準備しておいたほうがいいです

特にイチ押しなのが、下で紹介している長期保存用の野菜ジュース。

1日分の野菜がこれ1本で手軽にとれるため、1週間分だけと言わず多めに用意しておくことをオススメします。

お菓子類(えいようかん)

これまで紹介した非常食を見ての通り、災害時というのは普段と比べてどうしても食事の量が少なくなりがち。

そのため、小腹が空いたときように食べられるようなお菓子類も持っておくと何かと便利です。

登山食としても有名な「えいようかん」であれば、5年保存できるうえ1個でご飯一杯分のエネルギーを補給することができます。

ふみ
試しに賞味期限ギリギリのものを食べてみましたが、普通の羊羹とかわらず美味しかったですよ!

大きさも手のひらサイズでかさばらずに保管できるため、こちらもあわせて揃えておくようにしましょう。

万が一の場合に備えて、日頃からしっかり災害対策を

この記事ではおすすめの非常食や必要な量、あわせて持っておきたい防災グッズについて紹介しました。

普段はあまり気にする機会が少ない非常食ですが、被災する前の準備がいざという時の命運を分けることもあります。

ぜひこの記事を参考に、今一度災害時の備蓄について見なおしてみてください。

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