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引っ越しの際の荷造りや、年末の大掃除…。
普段は気にすることがないけれど、いざという時に捨て方がわからず困るような物ってありますよね。
「そのまま流しに捨てちゃえばいいのでは?」と思うかもしれませんが、場合によっては排水管を痛めてしまう可能性もあるんです。
捨てる際は、環境や廃棄時の危険性も考慮したうえで、安心・安全に処理することが大切。
そこで今回は、液体洗剤やシャンプー・リンス、油、スプレー缶の捨て方について紹介していきたいと思います。
液体洗剤やシャンプー・リンス、油、スプレー缶の捨て方
そのまま捨てたり流したりといったことができないので、「一筋縄ではいかないんじゃ…」と不安に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、大丈夫。実は液体系の廃棄物は大体同じような処理方法で対応できるんです。
作業自体も難しいものではないので、ぜひこちらの記事を参考に実践してみてください。
液体洗剤やシャンプー・リンスの捨て方
- ゴミ袋や牛乳パックに、キッチンペーパーや新聞紙を詰める
- 廃棄したい液体を流し込み、しっかりと吸わせる
- ゴミ袋の口や蓋を閉じ、ガムテープなどでしっかり密閉
- 「燃えるゴミ」として処理する
液体系の場合は、ほぼ上記の方法で対応が可能です。
ここで気をつけておきたいが、処理したい液体類が複数ある場合。
「どうせ捨てるなら、まとめて流し込んじゃえ!」としたくなる気持ちはわかるのですが、基本的に複数の液体を混ぜて廃棄するのはNGになります。
たとえば、片方が酸性・もう片方の液体がアルカリ性の場合、同じ新聞紙に染み込ませると有毒なガスが発生してしまいます。
もちろん、きちんと表示ラベルを確認したうえで対応する分には問題ありませんが、何かの拍子に混ざって…ということを考えると少し怖いですよね。
少し面倒ではありますが、廃棄する際は個々で袋や牛乳パックを分けて対応することをオススメします。
油の捨て方
- ゴミ袋や牛乳パックに、キッチンペーパーや新聞紙を詰める
- 冷ました油を流し込み、しっかりと吸わせる
- 水を満遍なく流し込み、しっかりと吸わせる
- ゴミ袋の口や蓋を閉じ、ガムテープなどでしっかり密閉
- 「燃えるゴミ」として処理する
油の場合は、通常の液体の廃棄方法と少し手順が異なってきます。
というのも、夏場の暑い時期などに置いておくと、油が熱を持ち自然発火する恐れがあるんです。
そのため、油を捨てる際は必ず冷ました状態で注ぎ、水もあわせて入れておくようにしましょう。
もし不安なようであれば、凝固剤で油を固めて捨てる方法も有効です。
こちらは、熱した状態の油に規定量を投入し、混ぜ合わせて1時間ほど放置することで固まります。
その後は、フライ返しなどで油をはがし「燃えるゴミ」として処理すればOK。
多少のコストはかかりますが、夏場の廃棄で不安に感じている方や、調理後の油を処理したい方はぜひこちらも検討してみてください。
スプレー缶の捨て方
スプレー缶を捨てるうえで一番大事なのは、中身を最後まで使い切り空にすること。
まだ中身が残っている場合は、火気がない屋外や風通しのいい場所で中身を出し切るようにします。
出し切った後も、蓋などについている「ガス抜きキャップ」を使って、必ず中身が残っていないことを確認するようにしましょう。
最近では、スプレー缶に穴を開けていて火災や爆発が発生…といった事故も多いですよね。
これらの作業は危険を伴うことも多いため、最近ではスプレー缶の穴あけを禁止している自治体も多いです。
廃棄方法は住んでいる町によって変わってくるので、よく確認したうえで対応するようにしてください。
正しい捨て方を理解したうえで、安心・安全に廃棄しよう
この記事では、液体洗剤やシャンプー・リンス、油、スプレー缶の捨て方について紹介しました。
普段は捨てないようなものだと一瞬うっとなりそうですが、実は捨て方さえ分かってしまえば対処方法はとっても簡単なんです。
これから引っ越しや大掃除を考えている方も、ぜひこの記事を参考に廃棄を検討してみてください。