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寝返りを打つたびにベッドが軋むから、一度耳についてしまうと気になってなかなか寝付けない…。
そんなお悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日々の疲れを癒すための睡眠時間なのに、ベッドが原因で無駄に気をつかってしまうのは本末転倒ですよね。
そこで今回は、ベッドのきしみが発生する原因や対象方法について紹介したいと思います。
ベッドのきしみ・ギシギシ音が起きる原因は?
軋みというのは、「物と物がこすれ合うことで音を立てること」を指します。
つまり、原因として疑うべき部分はパーツ同士や床との接合部。
ベッドの軋み音が発生する箇所としては、主に「ベッドフレーム」と「マットレス」の2つがあります。
それぞれで軋みの原因が違ってきますので、順を追って確認していきましょう。
ベッドフレームの場合に考えられる原因
ベッドフレームがギシギシ鳴るようであれば、以下の4つのうちいずれかに原因がある可能性が高いです。
- 金具(ネジ)のゆるみ
- ベッドの足や床面の摩耗
- フレームの劣化
- 床板(すのこ)の歪み
金具(ネジ)のゆるみ
軋みが発生した際、一番最初に確認するべき部分が金具(ネジ)の部分。
フレームをパーツ同士を金具で止めている場合、使っているうちに段々ネジが緩んでくることがあります。
そのためパーツ間に隙間が生じてしまい、こすれ合うことでギシギシ音が発生してしまうのです。
ベッドの足や床面の摩耗
ベッドの足の部分、もしくは床面が原因できしみが発生する場合もあります。
足にパッドがついていない状態で置いていたりすると、使い続けるうちに設置面が摩耗して隙間が生じてしまうことも。
これにより、ベッドを使う際に隙間部分でこすれてギシギシ音が鳴ってしまうのです。
フレームの劣化
たとえば、フレーム部分が歪んでまっすぐではなくなっていたり、ひび割れが起きてしまっていたり…。
こういった経年劣化が原因で、ベッドが軋んでしまう可能性もあげられます。
マットレスや床板(すのこ)を外したうえで、フレームを揺すってみてギシギシ鳴る場合はどこかしらに問題が生じているかもしれません。
床板(すのこ)の歪み
マットレスを直接置く床板(すのこ)の部分も、軋みが発生する原因の一つ。
毎日人の重みがかかることで歪んでしまい、たわみが生じるため音が鳴ってしまいます。
また、床板の裏にある補強素材のはがれや破損が原因で軋んでしまう場合もあるようです。
マットレスの場合に考えられる原因
マットレスのなかでもコイルマットレスを使っている場合は、中のコイルが原因で軋みが生じることがあります。
主な原因としては、人の汗や重みによるコイルの錆び・変形です。
軋みを確認する場合は、マットレスを床に置いた状態で上に乗ってみることで確かめられます。
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ギシギシ音が発生した場合の対処方法やきしみ対策
きしむ原因がわかったら、次はどうすれば対処できるのかが気になってきますよね。
ここから先は、普段からできる軋み対策やギシギシ音が鳴った際の対処方法について紹介したいと思います。
金具(ネジ)を締めなおしてみる
ギシギシ音が聞こえた際は、まずネジの締め直しを試してみるようにしましょう。
特に自力でベッドフレームを組み立てている場合は、この方法で改善される場合が多いです。
また、ネジ用のゆるみ止めを使えばメンテナンスの頻度を減らすことが可能なので、こちらもあわせて利用することをオススメします。
隙間をパテや緩衝材で埋める
ベッドフレームやパーツ、床面の傷や摩耗が原因で軋んでいる場合は、隙間をなくすことで防音対策が可能です。
原因となっている部分にフェルトを挟んでみたり、床面のへこみであればラグマットを敷いてみたり…。
布やテープ、パテなど様々なタイプが展開されているので、ぜひ対応箇所に合ったものを選んでみてください。
マットレスの左右上下・表裏を入れ替える
コイルマットレスのギシギシ音の原因は、同じ場所で人が寝続けることによる錆びやゆがみ。
そのため、定期的に位置や向きを変えたり、マットレスを立てて換気させることで軋みの防止に繋がります。
大きめのマットレスだと動かすのに苦労するかもしれませんが、後々困らないためにもこまめに行うようにしましょうね。
買い替えを検討する
上記を試してみても直らない場合は、該当部分の買い替えを検討したほうがいいかもしれません。
安い買い物ではないので少しためらってしまうかもしれませんが、1日の3分の1を睡眠に費やすことを考えると、就寝時のストレス要因は早いうちに取り去った方が賢明です。
最近ではきしみ音防止パッドのついた床板(すのこ)なども販売されてますので、よく考えたうえで購入も視野に入れてみてください。
きしみの原因をしっかり対処して、気持ちのよい朝を迎えよう
この記事では、ベッドのきしみが発生する原因や対象方法について紹介しました。
一度耳についてしまうと気になってなかなか寝付けないギシギシ音…できる事なら早めに何とかしたいですよね。
安眠の妨げとなる原因を取り除くことで、睡眠の質はもちろん目覚めてからのコンディションも高めることができます。
ぜひこの記事を参考に、快適な睡眠時間が過ごせるように対処してみてください。