同棲を始める際に気になる点の1つが、ベッドのサイズと分け方。
シングルを2つ並べて使うのが良いのか、ダブル以上のベッドを一緒に使った方が良いのか…悩ましい部分ですよね。
そこで今回は、同棲カップルにおすすめなベッドのサイズと選び方について紹介してきたいと思います。
ベッド選びの際に気にしておきたいこと
1日のうち、約3分の1の時間はお互いベッドで過ごすことになります。
そのため、良好な関係を築いていくためにも、寝具の選定は慎重に行っていかなければいけません。
では、ベッドを選ぶ際はどのようなことに気を付けておいた方がいいのでしょうか?
順を追って確認していきましょう。
お互いの生活リズムは?
一緒に暮らす仲といえど、お互いの生活リズムが必ずしも同じだとは限りませんよね。
職種の違いや朝型・夜型など、生活リズムの異なる2人が一緒に寝ようとすると、ちょっとした振動が睡眠の妨げになってしまう可能性もあります。
その場合は、ベッドを分けたり揺れが伝わりにくいマットレスを選ぶなど、相手に配慮した寝具を選ぶことが大切です。
寝ているときのクセや様子は?
相手の寝相はどうか、いびきや歯ぎしりなど気になる点はないか…。
ささいなことに感じるかもしれませんが、良質な睡眠をとるうえでは非常に重要な要素になってきます。
たしかに、これらの問題は指摘されても簡単に直せるようなものではありません。
しかし、ぐっすり眠れないせいで日常生活でもイライラしてしまい、同棲を解消…というのは避けたいですよね。
布団を別々にしたり、余裕のあるサイズのベッドを買うなど、対応次第では何とかできる場合もあります。
同棲前に何度か一緒に寝てみるなどして、お互いのクセをきちんと把握してからベッド選びをすることをオススメします。
同棲カップルにおすすめなベッドのサイズ
お互いの生活リズムやクセがわかったところで、いよいよ購入するベッドのサイズについて考えていきましょう。
ここからはベッドの使用用途別に、それぞれのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
2人で同じベッドを使うなら、クイーンサイズがおすすめ
- ゆとりがあるため、寝返りも気にせずできる
- ダブルよりも大きく、シングル2つよりは省スペースなためちょうどいい
- 通路やエレベーターの幅など、ベッドが運び込めるかどうかは事前に確認が必要
2人一緒のベッドで寝るのなら、一番おすすめなのがクイーンサイズです。
手足を広げてもある程度余裕があるため、気にせず寝返りをすることができる大きさになります。
小柄な方であればダブルでも問題ないかもしれませんが、どちらかの寝相やいびき・歯ぎしりがひどい場合は影響を受けてしまう…といった可能性も考えられます。
また、子供ができても問題なく添い寝ができるため、長く使えるといった意味でもオススメのサイズです。
一方でどうしても幅があるため、通路やエレベーターの幅など環境によっては運び込めない場合もあるのがデメリット。
決して安い買い物ではないですし、買うなら長く使えるものを選びたいですよね。
そのため、この先数年以内に引っ越しを行う可能性がある方などは選択肢から外しておいた方がいいかもしれません。
シングルを2つ並べて、より良質な睡眠を
- マットレスが離れているため、相手が寝返りしても気にならない
- それぞれ好みのマットレスが選べる
- 2つ並べて1つのベッドとして使う場合、マットレスに隙間ができてしまうためやや不便
シングルサイズを2つ並べた時の幅というのは、実はキングサイズよりも14cmほど広くなります。
その分ゆったりと横になれますし、相手の寝返りや軋みが伝わりくいなど、生活リズムが異なるカップルには特におすすめしたい方法になります。
また、マットレスも自由に好きなものが選択できるため、お互いにとって最適な寝心地で眠りにつくことができるのも良いところ。
デメリットとしては、2つ並べて使う場合ベッドに隙間ができてしまうので、体を寄せ合って寝るにはやや不便な点になります。
その他にも価格が高くなるといった課題点もありますが、お互いに干渉されず眠りにつきたい場合は圧倒的にこちらの方法がオススメです。
良質な睡眠をとるために妥協したくない方は、ぜひ一度検討してみてください。
お互いにあったベッドを選んで、充実した二人暮らしに
この記事では、同棲カップルにおすすめなベッドのサイズと選び方について紹介しました。
「そこまで慎重に選ばなくても…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これから良好な関係を築いていくためにも、寝具の選定というのは実は考えている以上に重要なポイントとなってきます。
これからベッドの購入を検討している方は、ぜひこの機会にお互いの考えについてすり合わせを行ってみてください。