二人暮らしをする際、サイズ選びで悩むものの一つがゴミ箱ではないでしょうか。
「毎週どの程度ゴミが出るか」「どれくらいの大きさがあれば足りるか」など想像しにくい部分が多く、苦労される方もいらっしゃるのではと思います。
入居後は生ごみなど臭いのするゴミも出てくるため、早めにサイズの目途をつけておきたいところですよね。
そこで今回は、二人暮らしに必要なゴミ箱の容量や選び方のポイントについて紹介していきます。
ゴミ箱を選ぶ上で見ておきたい2つのポイント
ゴミ箱のサイズを検討する上で、一番最初に確認していただきたいのが「自治体のゴミ出しルール」。
というのも、市区町村によっては選べるゴミ箱の大きさが限られてくることがあるんです。
具体的に見ておきたいポイントとしては、以下の2つになります。
- ゴミ袋のサイズや種類
- ゴミ出しの頻度
ゴミ袋のサイズや種類
最近では、住んでいる市区町村ごとにゴミ袋が指定されている地域も多くあります。
市販のゴミ袋とは勝手が違うため、自治体によってはサイズ展開が限られている場合も少なくありません。
そのため、まずは自分の住む地域のゴミ袋事情を把握しておくことが重要になってきます。
またゴミ袋が指定されてない地域でも、最寄りで売られているゴミ袋のサイズは事前に確認しておくことをオススメします。
もちろん通販でも購入はできるのですが、急ぎで必要になった時に買い足す手段がないのは少し不安に感じますよね。
なので、「近場でゴミ袋を補充できるかどうか?」も判断基準として踏まえておくようにしてください。
ゴミ出しの頻度
ゴミ出しの頻度というのも、サイズを考えるうえでは大事な要素です。
たとえば、下の2つを比べる場合
- 毎週火曜・金曜がゴミ出しの日の地域
- 毎週土曜がゴミ出しの日の地域
残りの条件が同じなら、1回あたりのゴミの量は後者の方が多くなりますよね。
つまり、頻度が少なくなるほど設置すべきゴミ袋のサイズも基本的には大きくなってきます。
また、生ごみが入っている場合はゴミ箱から出すと臭いが漏れてしまうため、「いかにゴミ箱内にとどめておくか?」といった点も重要です。
ゴミ箱を検討する際はゴミ出しの頻度も考慮したうえで、サイズ選びをするようにしましょう。
二人暮らしでおすすめのごみ箱のサイズは?
サイズの候補が決まった次には、「どのサイズにすればいいのか?」が気になってきますよね。
設置場所に余裕があるようであれば、一番大きなゴミ袋のサイズに合わせるのがオススメです。
市販のゴミ袋で言うならば、45Lが大きめサイズの中では最もポピュラーな容量になります。
大きめのゴミ箱がおすすめな理由としては、以下の通りです。
- ゴミ袋が満杯になりにくいため、臭い漏れの心配がない
- ゴミ出しの際に、他の部屋で出たゴミもまとめられる
- ゴミの量に合わせてゴミ出しの頻度を落とすことも可能
ゴミ袋が満杯になりにくいため、臭い漏れの心配がない
ゴミを扱う上で気になる点の一つとしてあげられるのが、生ゴミなどの臭い漏れ。
最近のゴミ箱は密閉性に優れているため、ゴミ箱内にとどめておく分には特に心配はないかと思います。
しかし小さいゴミ箱だとすぐ一杯になってしまうため、取り外した分のゴミ袋はどこかに保管しておかないといけません。
ゴミ箱を選ぶ際は、ゴミ出しの日までなるべく袋を取り換えることがないようなサイズを選ぶようにしましょう。
ゴミ出しの際に、他の部屋で出たゴミもまとめられる
大きいゴミ箱というのは、基本的にゴミが出やすいキッチンに置くのが一般的です。
しかし、実際にゴミ出しする際はキッチンだけでなく、リビングや居室にあるゴミ箱の中身も捨てる必要があります。
つまりキッチンのゴミだけで一杯になるようなサイズだと、他で出たごみは別のゴミ袋でまとめなければいけません。
実際に出るゴミの量よりも多少余裕のあるサイズ感にしておくと、ゴミ出しの際もスムーズに済ませることができますよ。
ゴミの量に合わせてゴミ出しの頻度を落とすことも可能
ゴミ袋が大きいということは、それだけゴミが一杯になりにくいということ。
そのため、週に2回収集日がある地域でも頻度を落とすといった選択肢をとることができます。
たとえば体調が悪かったり、ゴミ出しを忘れてしまった場合でも柔軟な対応が可能です。
面倒臭がり屋さんにもオススメなので、設置場所に余裕がある方はぜひ検討してみてください。
地域のルールにあわせて、後悔しないゴミ箱選びを
この記事では、二人暮らしに必要なゴミ箱の容量や選び方のポイントについて紹介しました。
ゴミ箱を選ぶうえでは、まず第一に自治体のゴミ出しルールを確認することが大切です。
引っ越し前だと少し難しいかもしれませんが、余裕があれば内見の際に掲示板をチェックするなどしてみてください。